プレッシャーを味方にする心の持ち方

 ★★★★★★☆☆☆☆  

 プレッシャーを味方にする心の持ち方 (扶桑社新書)

 読了1冊目。

「以下引用」

 ですから私にとって父は、家族というより指導者でした。私たちは親子というより、指導者と選手の関係だったのです。
 その関係はある日、父から「今日からお前を『清水』と呼ぶ」と言われたところから始まりました。小学校3年生のときでした。
 それまでは「ひろ」とか「宏保」とか、普通に名前で呼ばれていました。息子の私を「清水」と呼ぶと。これにはビックリしました。
 父親から名字で呼ばれることが何を意味することかが、よくわかっていませんでした。「何でそんなふうに呼ぶのかな」と思っていたくらいです。後に母親に説明されるまで、そこに父の強い思いが込められているのだということが、まったくわかりませんでした。
 父の理屈はこうでした。「ひろ」と呼んでいては、いつまでも親子の関係にとどまってしまう。それでは私に厳しいトレーニングを課すことはできない。私を「清水」と呼ぶことで、2人の関係を指導者と選手にするのだということを、父は明確にしたかった。だから名字で呼ぶことは、父親から私への″アスリート養成宣言″だったのです

【『プレッシャーを味方にする心の持ち方』 清水宏保〈しみず・ひろやす〉(2011、扶桑社新書)】

 前々から清水宏保というアスリートに興味があったので、書店で見かけた瞬間に本書の購入を決めた。

 しかし、私が期待した、「ぜんそくや低い身長というハンデをはね飛ばして、オリンピックで金メダルを獲得するまでの壮絶」は余り書かれていなかった。(まったく述べられていないという訳ではない)

 まあ、それは題名からして、私の感慨が的外れなだけなのかも知れないが……。(と言うより完全なる的外れ)

 所々、父親についてや、清水親子について触れられているが、それらの部分は非常に興味深く読んだ。

 と言う事で、今日から私も、息子(4歳)を名字で呼ぶことにした。(ほんのジョークです)

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