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知的好奇心

 ★★★★★★★★☆☆

 知的好奇心 (中公新書 (318))

 書店で見つけて手に取り、数ページをめくり購入することにした。

 私は子供の頃、「勉強はつらいが我慢してしなければならないもの」だと思っていた。しかし、大人になってから、実は、本当は、「勉強は本来楽しいもの」だと感じるようになった。

 本書は、「知的好奇心をいかにして刺激すべきか」といった内容についてが書かれている。学校の教師や、子供に勉強をして欲しいと願う方には、参考になる内容だと思う。

「以下引用」(表紙裏より)

 伝統的な心理学の理論は、人間を「ムチとニンジン」がなければ学習も労働もしない怠けもの、とみなしてきた。それは果たして正しいか。本書は、興味深い実験の数々を紹介しつつ、人間は生まれつき、進んで情報的交渉を求める旺盛な知的好奇心を持ち、それこそが人間らしく生きる原動力であることを実証し、怠けもの説に基づく従来の学習観・労働観を鋭く批判する。とくに、楽しい学習の設計、幼児の知的教育の可能性を具体的に追求する。

【『知的好奇心』 波多野誼余夫・稲垣佳世子著〈はたの ぎよお・いながき かよこ〉(1973年、中公新書)】

 学生を卒業してから気がついた。勉強は楽しい。やり方にもよるが……。

 学校教育では、そのことを上手に子供たちに伝えるべきだ。カリキュラムにばかりにこだわるのは、子供たちの知的水準を高めるには逆効果である。

 高卒ではあるが、私は胸を張って勉強に対する自分の意見をブログに書く。

 勉強なんてものは、楽しくやった者勝ちである。楽しくて楽しくて仕方がないというのが、勉強の本来のあり方である。私も中学時代には真面目に勉強し、数学の問題を一人で何時間も考えた末に解いた経験が何度かあるが、その時の快感は私の貧困なボキャブラリーでは言い表すことが出来ない。征服感とでも言えばいいだろうか(ちょっと大袈裟だが)。

 単純な暗記科目も、クイズ形式・感覚で楽しくこなせば、苦手意識は克服出来る。数学なんかは本当にパズルみたいだし、英語の勉強も、勉強が目的になってしまうと苦痛かも知れないが、英語を話すあの人と話したい、あの映画スターの話している言葉を理解したいというような動機の有無によっては充分快楽につながるだろう。

 ゆとり教育だとか何だとかより、勉強の楽しさ、学ぶ楽しさに着目した教育カリキュラム・教育システムを文部科学省の役人たちは本気で作り上げて欲しい。

 我が家では、私が主導で子供にそういう教育をしていく。

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