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ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記 ⑯

  ルワンダ大虐殺 〜世界で一番悲しい光景を見た青年の手記〜

 この書を手に出来たことは幸運だった。

 読む前と、読んだ後とでは、世界の見え方が、人間に対する考え方がまるで違う。

 書かれている内容は壮絶である。

 精神のか弱い人には、心の落ちこんでいる人には決して勧めることは出来ない。
 この世界にあった本物の地獄を、人間が作りだした地獄の真実を体験した著者レヴェリアン・ルラングァ氏の言葉は、生半可な心構えでは1ページたりとも読み進められはしない。
「世界で一番悲しい」という形容詞は、決して大げさでは無い。

 しかし、この書は、人類の希望の教科書である。

 私は、当ブログでこの「人類の希望の教科書」から文章を引用し、自分なりの解釈や考えを言葉にして綴った。それらを読んだ方が、どのように感じたかは残念ながら私には判らない(直接の知り合いからは少し感想を聞くことは出来た)。

 私は、この手記(『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』)が、当ブログをきっかけとして誰か一人にでも読まれることを、「本・映画・色々」を始めたことの一つの勝利点にしようと心に期していた。そして、このブログをきっかけにして、現在までに三冊の『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』が購入された。

 ちっぽけだが、私はそれを一つの「勝利」だと胸を張ろうと思う。

 これから先も、私はこの『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』を読み返すだろう。いや、必ず何度も読み返す。その度に、無力な自分に歯がみをさせられるかも知れない。

 しかし私は立ち向かう。無力を打破するために、人間としての本物の実力を身につけるのだ。

 何年かかるかは判らない。しかし、歩むべき道、方法は見つけた。私は前に進む。悩みながらであろうが、断じてへこたれない。

 本日のこの文章をもって、『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』に対する考察は一旦区切りとする。

 ルワンダの大地で虐殺に倒れた、ツチ族の人々のご冥福を心より祈る。

【『ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記』 レヴェリアン・ルラングァ/山田美明[訳](2006年、晋遊舎)】 
※今回、引用は無し

  

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