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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 ★★★★★★★★☆☆

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 表紙の絵が恥ずかしかったが、知り合いの薦めにより購入した。

 ドラッカーの書籍を読んだ事は無いが、以前から気になる存在ではあったので入門編として読んでみようかという思いもあった。

 これはまさに題名の通りの本で、マネージャーをしている女子高生が、ドラッカーの『マネジメント』を読んで野球部をマネジメントしていくお話である。
 読み物としては少し物足りない感があるが、それは文章の好みによる問題だと感じた。内容は悪くないし、高校野球のドラマも感動的である。

「以下引用」

 もっといえば、この本を好きになりかけていたのである。だから、そのすきになりかけていた本から自分のマネジャーとしての適性を否定されるのは、絶対に避けたいと思ったのだ。

 それで、みなみはドキドキしながらその先を読み進めた。すると、そこにはこうあった。 人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。(一三〇頁)

 その瞬間、みなみは電撃に打たれたようなショックを覚えた。そのため、思わず本から顔をあげると、しばらく呆然とさせられた。

【『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海〈いわさき・なつみ〉(2009年、ダイヤモンド社)】

 真摯さは、言動のすべてに現れている。組織に属して働いていると、日々、それを否が応でも目の当たりにする。「真摯さ」を持ち合わせていない人間ほど、内容の無い言葉を駆使して組織の中で上手に立ち回ろうとする。

 見抜く人は見抜く。表面的にいくら取り繕っていても、「真摯さ」を演じる事は出来ない。しかし、組織の中にはそれらをまるで見抜けない人物がいて、そんな人物が上の役職を担っていたりする。

 悲劇だ。

 しかし、腐ってはならない。諦めてもならない。真摯さをまるで持ち合わせていない人間と、どのように関わって仕事をしていくかで、私自身の「真摯さ」の真価が問われている。

 負けてたまるか、である。

 ドラッカーの書籍も、今後、何か読んでみるつもり。
 
 

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