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ミリオンダラー・ベイビー(原作小説)

 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

 ミリオンダラー・ベイビー (ハヤカワ文庫NV)

 クリント・イーストウッドが監督した映画『ミリオンダラー・ベイビー』の原作本を挫折した。何と驚くことに、作者のジェリー・ボイド(F・X・トゥールはペンネーム)は50歳近くになってから本気でボクサーを志したそうだ。

 しかし、ボクサーとしての自分の才能に限界を感じて、コーナーマン、トレーナーに転身した後、世界チャンピオンまで育て上げている。

 そんな人物の書いた小説は絶対に面白いに決まっていると思い、いくつかの書店を探し回って本書を購入した。

「以下引用」

「ボクシングってのは自然に反した行動なんだ」声が囁いた。「おれが言ってることがわかるか? ボクシングは、何もかも生きることに反している。左に動きたいなら、左側に踏み出してはいけない。右の爪先を出すんだ、こんな具合にな。右に動くには、左の爪先を使う。ほら、な?」その年老いた白人が見るのは、相手の眼ではない。その向こうにあるもの、頭のずっと奥底を彼はしっかりと見通すのだ。「苦痛を避けるのは、生きてる人間にとってはごく自然のことだ。だがボクシングでは、あえてその苦痛に近づいていくんだ。わかるか? だから、ボクサーになるとひとたび決心したなら、どう闘うかということを知る必要が出てくる。おまえがどんなにタフだろうと、でかい一物をぶらさげた連中がおまえをノックアウトしようとするんだからな」

【『ミリオンダラー・ベイビー』 F・X・トゥール〈東理夫訳〉(2005年、早川書房)】 

 所々、これはと思うような言葉を見かけるのだが、日本語訳が今ひとつなのか全体的にもの凄く読みにくく感じた。

 241ページで挫折。

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