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アタマがよくなる勉強会

 ★★★★★★☆☆☆☆

 田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!アタマがよくなる勉強会

 頭を良くしたい。できれば天才になりたい。本当に。

 私はこの手の脳力開発本は、結構読んでいる方だと思う。茂木さんの本は、これで何冊目だろうか?

 残念ながら、読んだ結果はあまり芳しいものではない。

『アタマがよくなる勉強会』というタイトルであるが、この本を読んでも、具体的な脳力アップの方法は書かれていない。

 私がタイトルをつけるとすれば、『アタマを良くするためのヒントがちりばめられた対談』といったところだろうか。

「以下引用」

茂木 われわれはオープンエンドと言っているんですが、脳の学習というのは、基本的に完成型がないんです。

田原 これで完成だという終わりの姿がない。限界がなくて青天井だと。具体的には、どういうこと?

茂木 ある時期まで学習を積み重ねて、ある回路ができたら、それを前提として次の回路ができる。つまり、脳にはいままで積み上げてきたものを前提として次のステップが作られるというところがあるんです。脳を過去1万日鍛え続けてきた人が、1万1日目に鍛えると、これは必ず1万日の積み重ねの上に1日分の新たな積み重ねができる。だから過去がムダにならないんです。脳は年齢や環境に関係なく、やればやったぶん、必ず成長するわけです。
 もし脳に限界があって、もうここまでしか伸びないよという場合は、それ以上何をやっても意味がないことになっちゃいますが、脳の場合はそうではない。われわれは日本語をネイティブ(生まれつき)で使えますが、言葉の使い方だって工夫を重ねれば重ねるほど、どんどんよくなっていくでしょう。

田原 より洗練されていく。

茂木 いくつになっても日本語は学習し続けることができるんです。これがオープンエンドの学習です。一般的には脳はどんな回路も、ということは見る回路も、聞く回路も、手足を動かす回路も、使えば使うほどそれなりの学習効果がある。

田原 疲労という面からは、どうですか? 筋肉と違って目に見えて動くものではないから、あんまり疲れないね。

茂木 おっしゃるとおり、脳は基本的にはあまり疲れません。みんな「ああ、脳が疲れた」とか言ってますけど、バランスが悪い場合は疲れることもあります。同じ回路ばかり使っていると、確かに疲れてしまう。でも満遍なくいろいろな回路を使えば、基本的に疲れてしまうということはない。脳が使われ過ぎるということはないんですよ。

田原 「頭を使いすぎて疲れた」というのは、実は肩が凝ったり、目が疲れていたり、作業に飽きて眠くなったり、実は脳以外の話をしていることが多いんだ。

茂木 そうです。脳自体はあまり疲れない。

【『アタマがよくなる勉強会』 茂木健一郎 〈2010年〉 (アスコム)】

 ★★★★★★☆☆☆☆

 アタマを本気で良くしたいと願う私は、ここに自分の覚え書きとして、本書から読み取ったそのヒントをいくつか記しておく。

 ・脳はあまり疲労しない。

 ・脳に負荷をかけなければ脳力はアップしない。

 ・脳力を最大限に引き出すには、楽観的な将来の見通しを持つこと。

 ・楽観的見通しに自信を持たせるために努力すること。

 ・年齢はハンデにならない。

 目指せ天才。
 

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