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俺ひとり ひと足早い遺書

 ★★★★★☆☆☆☆☆

 白川道はいわゆる破滅型の人生を歩む小説家である。

 大学卒業後、大企業に勤めるが四年半でドロップアウト。以来、四十年、会社を興しては潰し、その間、放蕩の限りを尽くしたそうだ。

 小説家になってからも、飲む打つ買う、の三拍子にうつつを抜かしているために著作数は、本人があきれるほどに少ないらしい。博打で作った借金は数千万にも及ぶという。

 この本は、そんなアウトロータイプの作家、白川道のエッセイ集である。

 一つのエッセイが長くても四千字程度、引用しようと思うと、まるまる一本をそのままという形になってしまわざるを得ないため、今回は引用を諦めることにした。

 読んだ感想はと聞かれれば非常に困る。

 何かためになるという訳でも、特に刺激的なことが書かれている訳でもない。また、一つ一つのエッセイが短すぎるため少し踏み込みが浅く、どこか物足りない感じを受けてしまうが、

 私は好きである。

 

 団鬼六のエッセイに似ている雰囲気を感じる。何とも言えない「味」があるのだ。

 心がギスギスしてしまった時、一服の清涼剤として、特に男性にはお勧めの一書である。
 

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